城下町松代散策遊學ノススメ




武田信玄、上杉謙信の古戦場川中島の対岸にひっそりとたたずむ山あいの町・長野市松代町。
ここは、六文銭で知られる松代藩真田十万石の城下町です。
由緒ある武家屋敷や神社仏閣、泉水が流れる町並や町家の庭園、大名道具の数々を収めた宝物館など、貴重な文化財が数多く残り大名家真田十代の歴史が培った城下町文化を現在に伝えています。
この小さな城下町でいま、新しい文化財保存運動が始まっています。
国指定史跡などの貴重な文化財を趣味や生涯学習の舞台として使い自分たちの手で日常的に手入れしていこうという、市民が主役の町おこし文化活動です。
「文化財活用・生涯学習交流の町」。この全国に例を見ない町づくりに、松代は取り組んでまいります。




維新の先覚者佐久間象山や日本初の新劇女優松井須磨子など時代を駆けた先達を生んだ城下町松代は文武や遊芸をたしな嗜む気風に富んだ文化の町。
郷土史研究や伝統文化などの活動が日々盛んに行われている市民学習の先端地域です。
そんな松代の趣味や生涯学習を嗜む人びとが中心になって文化財活用のボランティア組織をつくりました。「エコール・ド・まつしろ倶楽部」です。
この倶楽部は、華道、茶道、邦楽、俳句、写真、絵手紙、歴史探訪、郷土食など多彩な趣味の学習会を行うとともに訪れる人びとの文化財活用のお世話役をつとめます。
全国の同好の人々を松代にお迎えし文化交流の輪を広げていくためにいま様々な活動を計画中です。





松代城の整備が終わり、待望の城址公園が開園し、松代に新しい文化の幕が開きました。
「エコール・ド・まつしろ」(松代の学校)の開校です。
松代の数々の文化財を教室として使い、様々な趣味や生涯学習の講座や集会を年間に渡って開催し、〈城下町まるごとカルチャースクール〉にしてしまおうという、知的で素敵な楽しい計画が進んでいます。
地元「エコール・ド・まつしろ倶楽部」が開く郷土文化の体験教室をはじめ、有名文化人講師の公開講座、全国のカルチャースクールや旅行クラブの合宿集会などが行われ、町はさながら〈学校文化祭〉の活況に包みこまれることでしょう。





「エコール・ド・まつしろ」のプレ・キャンペーンとして、2003年秋から一斉に町の美化運動を始めました。
城下町松代のブランドイメージを打ち出し、統一的に町の身嗜みを整えて、訪れる人びとを歓迎する、おもてなし活動の一環です。
「エコール・ド・まつしろ」の校章として、佐久間象山の筆跡を使いデザインした、松代ならではの格調高いブランドマークをつくりました。松代の誇りとおもてなしのシンボルであるこのマークを、様々なかたちにして町に飾り、お客様をお迎えします。
一度、松代を訪れてみてください。文化財や公共施設、商店街や町家など、城下一斉に象山筆跡の藍染の暖簾がかけられて、往時もかくやと思わせる城下町風情を醸し出しています。





旧松代藩文武学校。幕末期の建物が現存するこの藩校で、いまも地元の武道クラブが稽古に励んでいます。
真田邸、旧横田家住宅、高義亭などの武家屋敷や神社仏閣では折々に茶会や句会が開かれ、城下町の歳事記に彩りを添えています。
松代は伝統文化が暮らしに根づく、日本の嗜み事の本場です。
「エコール・ド・まつしろ」では、こうした松代の町の文化活動に全国の同好の人々を呼び込むための、旅の提案活動を積極的に展開します。
合言葉は「日本を嗜もう」。各地の趣味や生涯学習クラブの仲間に〈文化財で嗜み事をしてみませんか〉と呼びかけて合宿旅行を誘致します。本物の文化財を舞台にした学習会は、いつもとは違う晴れがましい感動体験になるはずです。




二十一世紀は大人の時代。
一人一人が大人の文化を身に着ける〈学びの時代〉でもあります。
旅も学びの時代です。
ひとつところに留まってそこをジックリ学びとる"留学=遊学の旅"が、大人の旅の新しい潮流になってきました。
大室山古墳群、城下町文化財、大本営地下壕など、古代から近代まで悠久の時を重ねた松代は、遊学の地にふさわしい奥深い歴史文化を有しています。
松代は美しい日本が残る大人の教養の宝庫。
「エコール・ド・まつしろ」を通じて、松代を「大人の遊学地」として売り出すことがこの計画の目的です。全国各地から趣味や生涯学習の〈遊学生〉が松代を訪れます。
それは「遊学城下町・信州松代」としての新しい時代の訪れです。

 

 


エコール・ド・まつしろ倶楽部
〒381-1231 長野市松代町松代1502(象山神社内) TEL026-278-0550 FAX026-278-0551
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